アルベルト・ピッツォ
先週7/20、これまでリハの模様などたくさんお伝えしてきましたアルベルト・ピッツォ氏のコンサートが無事終演致しました。
大盛況でした!
アルベルトのピアノはクラシックからジャズ、そしてオリジナル曲まで、ほとばしる情熱、そして高い感性が溢れ出す縦横無尽な音色で聞くものを圧倒し、世界観に引き込まれます。
決して短くはないプログラムでしたが、どの曲も彩り豊かで個性的で、楽屋で聴いていてもあっという間に感じられるほど、駆け抜けていった時間でした。
アルベルトのソロでまとめられた一部に、一曲だけ笛とのデュオを組み込んでくださり、とても光栄と同時に身の引き締まるアンサンブル。
京都の町並みにインスピレーションを受け、赤とんぼの旋律をモチーフに展開する「MIYABI」という素晴らしい曲、笛にもぴったりの曲で、懐の深いアルベルトの音に身を任せ、楽しく自由に吹かせて頂きました😊
二部では嘯風弄月として二曲、こちらは実験的で刺激的なアンサンブルでしたが、ヤマハホールの響き、お客さんの空気感も相まってとても良いセッションになりました。
セッションの曲数が少ないからこそ、より和楽器の音色が際立つ瞬間だったのではと思います。
客席で聴きたいって思いました(笑)
終演後はデヴィ夫人が打ち上げを催してくださり、そのお気遣いの心に感動し。
なによりパワフルで!
いつでも物事を真剣に楽しく取り組んでいらっしゃり、品の中にときおりユーモアのあるお言葉も交えながらお茶目な一面も垣間見え、とても素敵なお人柄でした。
ファンがたくさんいらっしゃるのも納得。
アルベルトと嘯風弄月のセッションは、またこれからも続いていくと思います。
今回観られなかったみなさんにもぜひまたその機会をご案内できることを願いまして。
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