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能管のお稽古について

お稽古の進め方

当教室では能楽一噌流のお稽古をしています。
幽玄を表現するえも言われぬ音色と雰囲気に魅力を感じ、篠笛からステップアップする方が多いです。
実際歌舞伎囃子や里神楽等では、篠笛と能管の両方が使われるため、「篠笛の次は能管も」と考える方が多いのではと思います。

能管では基本的にドレミは演奏出来ません。
能楽、あるいは邦楽囃子に興味をもち、その音楽を勉強することになりますので、少しハードルは高いかもしれません。
ですが、日本の文化を深く知ることはとても良い事だと思いますので、きっかけはなんであれ、やりたい!と思った時にぜひ始めてみましょう!

【教材について】

一噌流の唱歌集、指付け集をお買い求めいただき練習します。
唱歌(しょうが)というのは、笛のメロディを言葉で書き表したものです。
日本の音楽は古来から楽譜のようなものがなく、まず言葉を歌ってメロディを覚え、それを元に楽器の練習をしていました。
今では数字譜や、西洋の五線譜とのハイブリッド、それぞれの楽器ならではの楽譜が作られ、わかりやすくなっています。

そうはいっても、やはり古典的な音楽では唱歌を覚えることが必要不可欠です。
唱歌を覚えず音だけで演奏している人と、唱歌をきちんと頭の中で歌いながら演奏している人では、雰囲気が全く違うのです。
日本的な間や音程感なども、唱歌とともに覚えると上手に表現できます。

一噌流の唱歌集上下巻と指付け集

ところがこの唱歌集、在庫がなくなることが多くあります。
製造する費用と手間に対し、需要が少ないのだと思います(悲しい、、)

そんな時はネットを駆使して古本屋の情報を調べます。
私が持っている唱歌集上巻も古本です。(昭和39年刷!)
何人に渡ってきたのかわかりませんが、以前の所有者が鼓の手を書いていて、熱心に勉強してこられた形跡が伝わります。

2020年4月10日現在、檜書店さんに唱歌集上下巻在庫確認しました!

指付け集はないみたい。。

https://www.hinoki-shoten.co.jp/bookshelf/hayashi

ところで私は能楽師ではありません。
能の演目の中で実際に囃子方として演奏することは出来ません。
創作の舞台などで、能楽師の先生方に混ざり演奏させていただくことは、幸いなことに稀にあります。(超緊張、そして私自身学びです)
一噌流能管を音楽のような感覚で習い、音楽として演奏しております。

本物の能楽師笛方の活きた知識、技術、極意のようなものを知りたい方は、絶対に能楽師の先生に習ってください。

ご紹介することもできます。
みなさんが能管の世界に踏み込むきっかけにだけでもなれたら、私は本望です。

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